暗所うつ向き検査

まず明室で眼圧を測定し、続いて暗い部屋で椅子に座り、うつ向きになってもらいます。その際に、目を圧迫しない、眠らないことが大切です。1時間と長いのでラジオとか流してもらっているといいかもしれません。15分ごとに簡易的な眼圧計で眼圧を測定し、1時間後には診察室に移動して最後眼圧を測定します。その際に下向きで素早く移動してもらう必要があります。トイレに寄ったりしていますと眼圧は元に戻ってしまいます。通常6mmHgぐらい上昇があると、うつむき検査陽性です。我々の施設では、細隙灯検査で隅角が狭い事実と、うつ向き後の眼圧が20mmHgよりも上がったり、前との差が6mmHg以上上がるようであれば、白内障の手術をお勧めしています。日常生活でもそういう環境で眼圧が上がっているからです。手術を待機している場合でも出来るだけ、暗い部屋やうつむきの体位を控えてもらっています。もう一つ眼圧が上がる緑内障は視神経乳頭の陥凹が大きく深くなっていますので、その所見があり、上記を満たしている場合には、積極的に治療を進めます。間もなく発作が来る前には小さな発作も出てくるようです。夕方になると目が主ぐるしくなるような自覚症状もある場合には教えて頂きたいです。治療方針の決断の参考になります。