眼科ドックご案内
将来の眼病を発見するために
異常が無くても
年に一度の眼科ドックを
受診しましょう。
項目
眼科普通検診
費用(税別)
5000円(税別)
開始時間(午前中のみ)
(月~土)9:00
検診時間目安
1時間程度
問診
他覚的検査(屈折、眼圧)
角膜曲率半径測定
自覚的屈折検査(視力検査)
3次元眼底像撮影(TRITON-OCT)
視野検査
診察
検診結果レポート
- 眼科ドックは、完全予約制です。
- 検診時間は目安となります。混雑状況によりお時間がかかる場合があります。
ご予約お問い合わせは、
022-398-6487にて
お受けしております。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まったり、呼吸がとても浅くなったり(低呼吸)を繰り返す病気です。無呼吸の頻度が増加すると、夜間に何度も目が覚めるために、眠りが浅くなります。疲れが取れないために注意力も散漫になって、交通事故に結びつくこともあります。脳卒中や心臓の病気、糖尿病や認知症なども増加します。
さらに、緑内障の27%以上の方に睡眠時無呼吸症候群が合併していることが報告されております。睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、緑内障が急速に悪化することから、睡眠時無呼吸症候群は緑内障の危険因子一つと考えられております。逆に、睡眠時無呼吸症候群を適切に治療すると、緑内障の進行が抑制される可能性があることもわかってまいりました。
当院では令和6年より、主たる診療科である眼科に加えて、耳鼻咽喉科を標榜して、緑内障患者様の睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に積極的に取り組んでおります。睡眠時無呼吸症候群は眠気などの自覚症状がないことも多く、検査して初めてわかることも多い病気です。いびきを指摘されている方、家族の方などから無呼吸を指摘される方は勿論、症状がない緑内障患者様でも、是非、積極的に検査を受けられることをお勧めします。
診断は、すべてご自宅で検査することが可能な機器を使用して、患者様のご負担を軽減しております。
治療は、重症の方であれば、持続陽圧呼吸療法(CPAP)を行います。定期的な受診が必要ですが、健康保険が適応されます。CPAPによって、心筋梗塞や脳卒中の発症率が低下したり、血糖値が安定化することが報告されております。緑内障の悪化防止にも効果が期待されております。中等症以下であれば、マウスピースをお勧めすることもございます。
睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病のリスクを上昇させて、さまざまな合併症を引き起こします。当院では、生活習慣病や老化のリスクの指標となる酸化ストレス・抗酸化力の測定結果に基づいて、生活習慣の見直しなどをアドバイスしてまいります。特に体重の減量は重要で、間食を減らした規則正しい食事の摂取、夕食後就寝までは食事をとらないこと、運動の習慣をお勧めしております。
近視
〜リジュセア®ミニ点眼液0.025%による近視進行抑制治療について〜
リジュセア®ミニ点眼液0.025%よる近視進行抑制治療については、発売前の臨床試験において、点眼を行わない場合に比べて、小児の屈折値の進行や、眼軸長の伸びを抑制することが確認されました。主な副作用として羞明(まぶしさ)があります。
本治療は、近視の進行を抑えることを目的としています。ただし、完全に近視の進行を止めることはできません。また、この治療は視力を回復させるものではありませんので、視力悪化を抑制する治療であることをご理解ください。よって、近視の程度に応じて眼鏡等での視力矯正が別途必要となります。なお、治療を途中で中断した場合、近視進行が加速することがあります。
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治療に用いる薬剤
名称:リジュセア®ミニ点眼液0.025%
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治療スケジュール・費用
検査後、適応と判断されれば治療開始となります。副作用等がなく、治療継続に問題なければ、定期的に効果をモニタリングします。治療は事前予約が〔必要〕です。
ご希望の方は事前に星陵眼科緑内障クリニック(022-398-6487)にご連絡ください。
検査や薬剤の費用は、全て自由診療(公的医療保険の対象外)となります。なお、副作用等で治療を中止した場合でも、一旦処方した点眼薬については返品・返金に応じることはできません。あらかじめご了承ください。
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- 治療
スケジュール - 内容と費用(税込)
- 初回
適応検査 -
近視の状態を評価します。
子供さんはピントを合わす力(調節力)が旺盛のため、正確な屈折度数を調べるために調節麻痺薬(サイプレジン)という目薬を使って検査を行います。
サイプレジンの影響は数日残ります。診察・検査費用(5,500円)
検査項目:
屈折(サイプレジン点眼を使用)・視力・斜視検査・角膜形状解析・眼軸長・細隙灯顕微鏡検査・眼底検査・眼底写真・眼底3次元画像解析など
*サイプレジンを使用するため、診療時間は3時間前後かかりますのでご了承ください。検査後、適応と判断されれば、近視進行抑制治療の詳細な説明を行います。ご同意を得られれば、リジュセア®ミニ点眼を1か月分(30日分)処方します。
(点眼薬費用(4,460円/30本・30日分))当日に同意を得られず、後日受診されてリジュセア®ミニ点眼液0.025%による近視進行抑制治療に同意された場合、再度治療の詳細な説明を行い、リジュセアミニ点眼を1か月分(30日分)処方します。
(別途、診察料550円がかかります) - 2回目
(初回から1ヶ月後) -
診察・検査費用(3,300円)+点眼薬費用(8,420円/60本・60日分)
検査項目:
屈折・視力・細隙灯顕微鏡検査
*検査によって問題がなければ、リジュセアミニ点眼を2か月分(60日分)処方します。 - 3回目
(2回目から2ヶ月後) -
診察・検査費用(3,300円)+点眼薬費用(12,380円/90本・90日分)
検査項目:
屈折・視力・細隙灯顕微鏡検査
*検査によって問題がなければ、リジュセアミニ点眼を3か月分(90日分)処方します。 - 3ヶ月毎の
定期検診 -
※3回目の治療以降は、3ヶ月毎の定期的な通院が必要です。
診察・検査費用(税込3,300円)+点眼薬費用(90日分税込12,380円)
検査項目:
屈折・視力・細隙灯顕微鏡検査など
*検査によって問題がなければ、リジュセアミニ点眼を3か月分(90日分)処方します。 - 初回検査から
約1年後 -
診察・検査費用(5,500円)+点眼薬費用(12,380円/90本・90日分)
検査項目:
年に1回程度、調節麻痺薬(サイプレジン)を使った屈折検査、眼軸長測定などを行います。
屈折(サイプレジン検査)・視力・角膜形状解析・眼軸長・細隙灯顕微鏡検査・眼底検査・眼底3次元画像解析など
*検査によって問題がなければ、リジュセアミニ点眼を3か月分(90日分)処方します。
※治療スケジュール、検査・薬剤費用は
2025年8月1日の内容です。
- リジュセア®ミニ点眼を処方中は、
眼鏡処方料(1,100円)、コンタクトレンズ処方料(1,100円)も自由診療となり、別途請求されます。 - 学校健診で視力低下を指摘されて受診した場合も、
自由診療となります。 - 近視進行抑制治療が原因で併発する副作用(充血など)に関する治療も、自由診療となります。
治療に必要な処方薬についても全額自己負担となります。 - アレルギー性結膜炎・眼外傷(目のケガ)など、近視とは無関係の疾患については、同日でも保険診療が可能です。
お問い合わせ先
ご不明な点がございましたら
下記までご連絡ください。
星陵眼科緑内障クリニック
022-398-6487
にてお受けしております。